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香港マラソン、エントリー始まる 定員は前年比2倍の7万4000人

優先エントリーが終了し、21日から一般受付が始まる。

優先エントリーが終了し、21日から一般受付が始まる。

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 来年1月21日に開催される「スタンダード・チャータード香港国際マラソン」のエントリーが8月31日、始まった。今年の定員は2022年の3万7000人から倍増の7万4000人に設定。この人数はコロナ禍前の大会レベルに近い数字で、アフターコロナを印象付ける大会となる。

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 1997年に約1000人の参加者でスタートした同大会は徐々に規模を拡大し、コロナ禍前には7万8000人以上のランナーが参加したこともある大型市民マラソン大会。3万8000人を予定している2024年の東京マラソンの倍の規模に当たる。

 距離は例年通り、フルマラソン、ハーフマラソン、10キロの3種で、それぞれ2万2000人、2万1500人、3万500人の枠を用意する。

 コースは、フルマラソンは、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の彌敦道(Nathan Road)をスタート地点として北上。旺角(Mong Kok)から西に向かい、西九龍(West Kowloon)の途中からは高速道路に上がって北上し、昂船洲大橋(Stonecutters Bridge)、青衣(Tsing Yi)や汀九橋(Ting Kau Bridge)を走り抜けた後、折り返して南下。青葵公路(Tsing Kwai Highway)を走り、西区海底隧道(Western Harbour Tunnel)を通過し、中環(Central)などを抜けて銅鑼湾(Causeway Bay)のビクトリアパークがゴールになる。

 ハーフマラソンも尖沙咀からスタート。そこから旺角方面へはフルマラソンと同じだが、連翔道(Lin Cheung Road)に入って北上し、 青葵公路 (南行)(Tsing Kwai Highway(South Bound))を走って折り返す。後半はほぼフルマラソンと同じコースを走ることになる。10キロは西区海底隧道がスタート地点となり、東区走廊(Island Eastern Corridor)を東に向かい、●箕湾(Shau Kei Wan)まで走る。そこで折り返して往路とほぼ同じ道を通り、ビクトリアパーク手前で高速道路を下りて、ビクトリアパーク内にあるゴールに向かう。

 参加資格は、フルマラソンが2024年の時点で20歳以上、2019年2月17日~2023年6月30日の期間に開催された香港マラソン、香港ローカルのマラソン、10キロ以上の海外マラソン大会で最低1大会は完走していること(成績の提出が必要)が条件となる。併せて想定される完走時間を提出しなければならない。一方、ハーフマラソンと10キロは、2024年の時点で16歳以上、こちらも想定される完走時間を提出する必要がある。

 一般枠は9月21日~10月5日に登録し、応募多数の場合は抽選。結果は10月9日に発表する。参加費は、香港居民=フルマラソン600香港ドル、ハーフマラソン520香港ドル、10キロ420香港ドル、海外からの参加者=90米ドル、85米ドル、70米ドル。今年は現時点で日本事務局設置の予定はなく、直接香港側への申し込みが必要となる。

 フルマラソンの優勝賞金は男女とも6万5,000米ドル。永久居民を対象に「馬拉松特別獎勵計劃(the Marathon Special Incentive Award)」を設け、フルマラソンでゴールタイムが3時間を切った男性、または3時間半を切った女性には1万香港ドルの特別賞金を贈る。

 ●=竹かんむりに悄のつくり

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