香港で「ロンジン香港馬術マスターズ」開催へ-賞金総額100万米ドル

期間中会場では馬術競技のほかコンテンポラリーアートの展示などさまざまなイベントが繰り広げられる「ロンジン香港マスターズ」

期間中会場では馬術競技のほかコンテンポラリーアートの展示などさまざまなイベントが繰り広げられる「ロンジン香港マスターズ」

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 香港で室内馬術大会「ロンジン香港マスターズ(The Longines Hong Kong Masters )」が2月21日~23日、アジアワールドエキスポ(Hong Kong International Airport Lantau)で開催される。賞金総額は100万USドル(=約1億240万円)。

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 同大会は昨年初めて香港で開催され1万8000人を動員し、アジアで唯一の最高水準CSI5(5ツ星)を獲得した大会で、2回目の開催。現在の欧州チャンピョン・ロジャー・イヴ・ボス(Roger-Yves Bost)選手や、今年のワールドカップ3位でパリマスターズの優勝者であるケビン・スタウト(Kevin Staut)選手をはじめ、オリンピック覇者や香港の選手など世界各地から25人のトップレベルの騎手が集結する。

 同大会の特徴の一つは「スポーツとアートなど文化的な要素、ラグジュアリーな世界との融合」。創始者で主催であるEEM Worldのクリストフ・アミュー(Christophe Ameeuw)CEOは「同大会は馬術競技に加え、アートなどの要素もあるユニークさがある。イギリス王室のメンバーや、セレブリティが集まるテニス大会のグランドスラムと同じように、馬術ファンだけでなくビジネスリーダーやその家族、セレブリティなどが集まる社交の場にしたいという意味もある」とコメントする。

 2万7000平方メートルに及ぶ広大な会場を「厩舎(きゅうしゃ)」「メーン競技場」、今年の干支(えと)にちなんで、ブロンズ像などの馬をモチーフとしたコンテンポラリーアート作家による作品を展示し、ラグジュアリー商品が並ぶポップアップストアを置く「プレステージビレッジ」の3つに分ける。メーン競技場に沿ってVIP用の「ザ・マスターズクラブ」を設け、6人から8人掛けのボックスシートを用意。同大会のために来港したミシュラン2つ星獲得シェフのイヴ・マターニュ(Yves Mattagne)さんがVIP客に向けてコース料理を振る舞う。

 大会は21日18時に開会し、同21時30分~=障害飛越競技を中心とした「ロンジンスピードチャレンジ(The Longines Speed Challenge)」、22日21時30分~=「The Hong Kong Jockey Club Trophy」、23日15時~=「ロンジングランプリ(the Longines Grand Prix)」など、各日2回の競技を中心に4セッションに分けて、演技の正確さや美しさを競う競技が繰り広げられる。

 チケットは330香港ドル~980香港ドル。各競技により異なる。Cityline(シティライン)やTom Lee Musicトムリーミュージックなど各プレイガイドで発売。昨年を大きく上回る3万2000人の動員を予定する。

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