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香港のザ・ランドマークにロケットオブジェ フューチュラ2000の展示とコラボアイテム販売

ランドマークのアトリウムに大きく設置されたFUTURA 2000のインスタレーション

ランドマークのアトリウムに大きく設置されたFUTURA 2000のインスタレーション

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 ザ・ランドマーク(置地広場)のアトリウムに6月3日、グラフィティアーティスト「FUTURA 2000(フューチュラ2000)」による作品である6メートルの宇宙ロケットが登場した。これは香港を拠点とし、多くのブランドのマーケティングを手掛けるクリエーティブ・スタジオ「AllRightsReserved(ARR)」とのコラボレーションにより実現したもので、パブリック・インスタレーションと小売りを展開する「FUTURALAND」として2週間展開する。

各種ブランドとコラボした商品を売るポップアップショップ

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 高さ6メートルの大型ロケットは、高さ1.8メートルの7つのFL-006型エイリアンのような彫刻作品に囲まれている。宇宙をテーマにしたこの作品は、これまでに公開された作品の中で最大のものだという。
フューチュラは1970年代には、ニューヨークの地下鉄で違法に絵を描くなど、ストリートでの過激なアプローチで知られ、主に文字ベースのレタリングで描く分野に抽象的な表現を入れたことで一躍有名になり、1980年代にジャン=ミッシェル・バスキアやキース・ヘリングなどと並び、キャンバスを使った作品で注目を集めたが、その手法は独学で生み出したものだ。

 フューチュラの作品は、MoCA(ロサンゼルス現代美術館)、MoMA(ニューヨーク近代美術館) P.S.1などの美術館で展示されている。最近では、MFA(ボストン美術館)やパレ・ド・トーキョー(パリ)でも展示されている。音楽パッケージに加え、デザインスタジオやルイ・ヴィトン、コム・デ・ギャルソン、シャネル、ナイキなどのパートナーとコラボレーションなども多数実現している。

 「私が何者であるか、そして私の作品群を人々に紹介したい。私のキャラクターの世界観やキャラクターの背景にある考え方を遊び心のある方法で認識してもらいたいと思っている。この宇宙船やエイリアンのフィギュアを使ったプロジェクトは、そのような遊び心のあるストーリーを伝えられるかなと思う」とフューチュラは開催に当たりコメントを寄せる。

 モール内にあるポップアップストアでは、「Off-White(オフホワイト)」「Billionaire Boys Club」、香港のストリートブランド「SILLYTHING(シリーシング)」などのブランドとのコラボレーションによる限定アイテムを販売する。Off-WhiteとのコラボTシャツ(3,135香港ドル)、パーカ(5,525香港ドル)、Billionaire Boys ClubとのコラボロングTシャツ(785香港ドル)、ほかにもSILLYTHINGとのコラボトートバック(390香港ドル)、クッションやステッカー、携帯ケースなどのアイテムをそろえる。

 ポップアップストアの営業時間は11時~20時。入場無料。今月16日まで。

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