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オーシャンパークで「ハロウィーンフェスト」 即完売の「H15」、最終発売迫る

参加者がひとりずつ自身の葬儀を体験する設定のアトラクション「H15」

参加者がひとりずつ自身の葬儀を体験する設定のアトラクション「H15」

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 オーシャンパーク(香港海洋公園)で9月18日より、香港でハロウィーンの定番イベントとして定着する「ハロウィーンフェスト(Halloween Fest)」が開催される。恐怖系から親しみのあるお化けまで、期間中2000体のお化けが8つのお化け屋敷を含む10のアトラクションなどに登場。今年で15回目の開催となる。

今年も個性溢れるキャストが揃ったハロウィーンのお化けたち

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 最大の注目は、昨年も発売と同時に即完売したアトラクション「H15」。全部で3回の予約を受け付ける同企画はすでに2回の申し込みを終え、10日12時に最終申し込みの機会をネット上で設ける。申し込みは1回で4人分、16歳以上に限るが、アトラクションは1人ずつでの体験となる。今年のテーマは「初七日」で、死体安置所からスタートし自分の葬式を体験。その後、霊きゅう車で火葬場まで約10分間のコースを検死官の先導により1人で進んでいかなければならない。

 同じく注目のアトラクションとしてFOX社とコラボレーションした「The Walking Dead: Survival」を設置する。これは、ゾンビがまん延した世界が舞台のアメリカのドラマ「ウオーキング・デッド」をテーマにしたもので、ドラマのシーンを再現する。

 今年は同園がハロウィーンのイベントを始めて15年目の記念の年に当たることから、2010年に大ヒットした「Terror Park」の再現や、2008年の公団住宅や古い唐楼などをモチーフにした「Estate of Horror」など、過去の人気アトラクションを集約した再現した「15 Years of Horror」にも注目が集まる。

 そのほか、昨年同様ドラえもんとハロウィーンを組み合わせた「Doraemon@The Halloween Movies Studio」も登場。今年は映画スタジオという舞台設定で、家族で動画遊びができる設定。今年初企画の「Trick or Treat Pumpkin Trail」では、お題をクリアすることでキャンディーやチョコレートがもらえ、フランケンシュタインや吸血鬼と写真撮影ができるエリアも用意し、恐怖ものだけでなく家族連れも十分に楽しめるエリアも数多く設定した。

 期間中、フードメニューにも数多くのハロウィーンメニューが登場する。「Cafe Ocean」では、セットメニュー「The Hungry Ghost Festival Set Menu」を提供し、指型のクッキーが添えられたトマトスープ「血滴指濃湯」や、お墓をモチーフにした海鮮チャーハン「孝子賢孫祭祖飯」などで構成したもの、子ども向けにパンプキンやコウモリで型抜きした野菜をパスタに沿えたメニューなども用意する。

 「H15」の体験をはじめ、優先席でのショーの鑑賞、飲食の割引などがセットになったVIPツアーパッケージは1~6人の利用で、8,888香港ドルで販売。例年同様、ハロウィーン関連の施設は企業による貸し切りなどで埋まっており、一般客に向けては9月18日~11月1日の間の指定日の18日間のみの公開となる。(10月2- 4日, 9- 11日, 16-18日, 21-25日, 29-31 日、11月1日)

 ハロウィーン関連のアトラクションに入場でき、ケーブルカーなどを含む16カ所の優先アクセスが可能なハロウィーンフェストプレミアムチケット料金は、大人=690香港ドル、子ども=345香港ドル。通常チケット同様、同園のオフィスや香港内のセブン-イレブンで扱う。

開園時間は10時~23時(平日は10時30分~)。

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