タイ料理店「Kru Thai(クル・タイ)」が8月3日、九龍灣の商業施設「Telford Plaza I(徳福広場一期)」(Shop F1, 1/F, Telford Plaza I, Kowloon Bay)にオープンした。経営は香港の飲食グループ「Taste Gourmet Group」で、6月に太古城の「Cityplaza」に出店した1号店に続く2号店となる。
同店は、タイ王室料理を現代的にアレンジしたメニューを提供するレストラン。店名の「KRU」はタイ語で「料理の達人」を意味し、「The Atrium of Flavor(味わいのアトリウム)」をコンセプトに掲げる。
店内は17世紀アユタヤの建築様式から着想を得たデザインで、東洋と西洋の要素を融合した世界観が広がる。ブロンズ調の金属装飾や、ステンドグラス風天井、大理石のテーブル、トウ編みの椅子、装飾窓枠などがレトロな雰囲気を演出する。幾何学模様のステンドグラス天井が空間の象徴となり、丸みを帯びたアーチや宮殿建築を思わせる意匠を随所に施した。「まるで王宮に招かれたような食体験を目指した」という。
料理を監修するのは、タイ料理に32年以上携わってきたタイ出身のエグゼクティブシェフ、ルンロット・ウォンサワット(Rungrot Wongsawat)さん。伝統的な王室料理のレシピを元に、現代的な盛り付けや調理法を取り入れた。
看板料理は「Spicy & Sour Volcano Beef Bone」(298香港ドル)。一般的な豚骨ベースではなく大きな牛骨を使い、パクチー、ニンニク、唐辛子、タイのスパイスと共に2時間煮込む。酸味や辛み、牛肉のうまみを重ね、火山を模した盛り付けで提供する。もう一つの主力料理「Slow-Cooked Whole Beef Rib」(388香港ドル)は、米国産牛リブをホーリーバジルやガランガルなどでマリネし、低温で24時間かけて調理する。
定番メニューでは、レッドカレーの「Red Curry Beef Brisket」(178香港ドル)、イエローカレーの「Royal Yellow Curry Soft Shell Crab」(188香港ドル)、グリーンカレーの「Green Curry Crispy Flounder」(168香港ドル)など、赤・黄・緑の3種類のタイカレーを用意する。このほか、「Thai Salmon Carpaccio」(88香港ドル)などの前菜や、ココナツミルク、ガランガル、レモングラスなどを煮込んだ「Coconut Chicken Soup」(168香港ドル)などもそろえる。
ドリンクは、「Southeast Asian Frozen Series」やココナツ、バタフライピーを使ったシリーズのほか、5種類のシグネチャーカクテルも用意する。タイ風コーヒーとウイスキーを合わせた「Jungle Bird」、ジンにポメロ、バジル、レモン果汁を加えた「Mekong Sour」(以上88香港ドル)などを提供する。
デザートは、ヤングココナツを器に使い、提供前にラム酒をかけて火を付ける「Flaming Coconut Crme Brulee」(68香港ドル)など、演出を取り入れたメニューを用意する。
営業時間は11時30分~22時(土曜・日曜・祝日は11時~22時)。