香港・尖沙咀「The ONE」にカジュアル中華料理店-中国大陸料理を網羅

中華料理のシェアスタイルを基本としながらも上品に盛り付けた

中華料理のシェアスタイルを基本としながらも上品に盛り付けた

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 香港一の高層ビルICC101階の「田舎家(INAKAYA)」や鉄板焼きの「かいか(KAIKA)」など、高級料理店を中心に展開する飲食グループ「JC Group」は11月12日、尖沙咀のショッピングモール「The ONE」(Shop UG 221, The ONE, 100 Nathan Road, TST, Kowloon)にグループ初の中華となる独自ブランド「明珠小館(Pearl Dining House)」をグランドオープンした。

天井も高く落ち着いた雰囲気の店内

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 同施設UG2階、上層階への直通エレベーターが並ぶフロアに出店した同店は、ビルの角に位置することから大きなガラスが外壁となる内装で、多くの光が差し込む設計になっている。総面積は1033スクエアフィートで52席を用意。周辺の中華料理に対しコンパクトな造りだが、中国の各地方のスパイスを瓶に入れて入り口付近にディスプレーするなど、モダンな印象に仕上げた。

 料理は淮揚(わいよう)、上海、北京、モンゴル中部、新彊まで、広く中国大陸を網羅し、各地で家庭料理として食べる代表的なものを集め、各メニュー2~3人でシェアできるポーション。価格もリーズナブルに提供する。

 淮揚料理は、調理した鶏を1日酒に漬けて冷製の前菜として提供する花彫醉鶏(78香港ドル)や塩漬け豚肉の煮こごり固め「鎮江肴肉」(58香港ドル)など。四川からは「招牌擔擔拉麺」(58香港ドル)を用意し、麺のタイプは4種類から選べる。メーン料理は、いわゆる豚の角煮である「百頁紅焼肉」(88香港ドル)や一口大に切った肉を油入りの汁で煮込んだ「水煮牛肉」(88香港ドル)など定番メニューながらも、バラエティーに富んだ内容だ。

 時間帯によってランチセット(68香港ドル)やティーセット(58香港ドル)などのセットメニューも用意する。数週間ごとに内容を入れ替える中国ハーブ茶も提供する。

 営業時間は12時~22時。同グループは12月、沙田に広東料理を主とする同店の別ラインの店を開店予定。

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