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香港、カウントダウンイベントの詳細発表 新年の幕開けはビクトリアハーバーで

今年はかつてのように花火でなく、デジタルを駆使した演出でショーを繰り広げる

今年はかつてのように花火でなく、デジタルを駆使した演出でショーを繰り広げる

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 香港で12月31日、ビクトリア湾を背景にしたカウントダウンイベント「香港ニューイヤー・カウントダウン・セレブレーション」が開催される。香港政府観光局(HKTB)主催。

カウントダウン・アニメーションのイメージ

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 昨年は、美術館「M+」が開業したこともあり、西九龍エリアに特設ステージを設けて野外コンサート形式で開催し、MIRRORなどの若手人気スターやグループなどの出演者が登場して、香港フィルハーモニー管弦楽団もステージに花を添えたが、今年はビクトリアハーバー沿いに会場を戻す。ハーバー沿いで展開するのは4年ぶり。ただし、2018 年まで恒例だった大規模な花火は展開しない。

 11時45分から、さまざまな若手アーティストのパフォーマンスを予定。「牛牛」のニックネームで知られる張勝量(チャン・シェンリャン)さんは、中国福建省アモイ市の音楽一家に生まれ、2003年8月にモーツァルトのピアノ・ソナタとショパンのエチュードを演奏してサイタル・デビューした。上海音楽学院中等部に音楽院史上最年少で入学を認められ、ボストンのニューイングランド音楽院、ジュリアード音楽院で研さんを積んだ。2014年には、「佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ」でゲストピアニストとして日本ツアーを行ったこともあるが、今回は香港で演奏を披露する。ほかにも、縄跳びの世界大会で優勝した香港の縄跳びチーム「香港花式跳繩會」によるパフォーマンス、和太鼓パフォーマンスグループ「激鼓」も演奏などが続く。

 23時58分からは「香港の多様性と躍動感」を表現したという3D アニメーションや、リズミカルなドラムとファイヤーダンス(火舞)に音楽を融合させたショートフィルムが流れ、カウントダウンまでの雰囲気を盛り上げる。テレビや世界に向けて配信する動画などを通じて会場の様子を見ている人には、「アニメを使った映像が流れる」という。59分になると、30秒以降は灣仔の香港コンベンション&エキシビジョンセンターの壁面に巨大時計のカウントダウンが生中継でカウントされる。ハイライトは、2022年の最後の30秒、香港コンベンション&エキシビションセンターのガラス壁面に巨大なカウントダウン時計が設置され、香港全体の注目をこの壁に集中させ、新年を迎える。

 午前0時のカウントダウンとともに、「マルチメディア花火」と呼ぶ光のショーが始まる。このプログラムは10分間続き、香港島のビクトリアハーバー沿いのビルやランドマークが、レーザー、「踊るような」スポットライトで照らされる予定だ。スターフェリーの船上は、港の光がムービングライトとして投影されて色とりどりのイルミネーションに包まれるほか、ビクトリアハーバー全体もライトアップされ、ハーバーフロントのさまざまな場所から無数の光が投影される。万華鏡のように重なり合う光が、ハーバー沿いのビル最上階からも放たれるという。

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