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香港の人気タイ料理店「Chachawan」が刷新 タイ・イーサン地方の郷土料理提供

タイのイーサン地方の料理で人気の「Chachawan」

タイのイーサン地方の料理で人気の「Chachawan」

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 香港・上環のハリウッドロードにあり、タイのイーサン地方の料理で人気の「Chachawan」(G/F, 206 Hollywood Road, Sheung Wan, Hong Kong、TEL 2549 0020)が7年ぶりに改装し、メニューもリニューアルした。経営は香港で12のレストランブランドを手掛けるJIAグループ。

タイ料理を作り続けて40年というチャンさんとナリサラさん夫妻

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 2階建ての同店は、現代的な雰囲気と伝統的なイメージを反映している。エントランスや壁に温かみのある照明器具とさび色のタイルを使うなどして、家庭的な雰囲気を演出した。白い壁と対照にスカイブルーも使い、明るい色調に仕上げたが、コンクリートむき出しのレンガ造りのバーカウンターやヴィンテージの木製のスツールや椅子などは以前の要素を残している。

 タイ料理にはバンコクを中心としたタイ中部料理、プーケットなどのタイ南部料理、チェンマイなどのタイ北部料理、タイ東北部のイサーン料理と4つの郷土料理があるといわれるが、同店では東北地方のイーサン料理を中心に、オープンキッチンで提供する。キッチンを率いるのは40年以上のタイ料理の経験をもつソンブーン夫妻。チャンさんとナリサラさんで切り盛りしている。

 ソムタムはタイ東北部イサーン地方の伝統料理で、青パパイヤを使ったサラダ。「ソムタムカオポッド(Som Dtum Kao Pod)」(108香港ドル)は、塩漬け卵、チェリートマト、唐辛子を使った風味豊かなコーンサラダ。ニンニクと甘酸っぱいタマリンドドレッシングを使った「ムーマナオ(Moo Manaw )」(118香港ドル)はスパイシーポークとライムをあえ、新鮮な唐辛子、ケール、ニンニク、ミントを使った。エビのミンチをパリパリにして合わせたグリーンマンゴーサラダ「グーンフー(Goong Fu)」(118香港ドル)などもメニューに並ぶ。シーフード料理の新メニューは、ソフトシェルクラブをスパイシーかつニンニクの利いたソースでしっかり揚げた「ポーニムパッドプリク(Po Nim Pad Prik)」(香港ドル148)が人気だ。

 肉料理には、スライス、チリのディップソースを添えた和牛スライスをグリルした「スエア・ロンハイSuea Rong Hai」(198香港ドル)やクリスピーに揚げた豚バラ肉にタイの定番フルーツタマリンドを使ってスパイシーに仕上げた「Sam Chan Tort Glua」(168香港ドル)などがある。イサーンの名物である発酵ソーセージを使った「Sai Krok Isan」(98香港ドル)は、焼いたソーセージ、豚肉、ニンニクをご飯とショウガのスライスと一緒に提供する。

 ランチメニューは全部で5種類。「ガイヤーン(Gai Yang )」(118香港ドル)はニンニクと卵、こしょうでコリアンダーをマリネした鶏のもも肉をパリパリに焼き上げたもの。ジャスミンライスかスティッキーライスかを選ぶ。

 タイ風チャーハン「カオパッド(Khao Pad)」(128香港ドル)はカニの身と卵とネギを使い、シンプルに仕上げた。ほかにも台風焼きそば「パッタイ(Phad Thai)」や米麺などもあるが、これに唐辛子とニンニクが利いたシラチャ―ソースも添えたタイ風オムレツ「Kai Jiaw」(58香港ドル)や辛さと酸っぱさが効く鶏肉、レモングラス、カ、エシャロット、タイバジル、チリ、マッシュルームなどを入れたトムヤムクンスープ「Tom Yum Gai Ban」(25香港ドル)などのサイドメニューを追加できる。

 営業時間は、ランチ=12時~15時、ディナー=18時30分~23時。

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