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香港に丼丼屋と名古屋の親子丼「鳥開」のコラボ店 チーズ親子丼・手羽先丼も

香港でも人気が予想されるチーズ親子丼

香港でも人気が予想されるチーズ親子丼

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 香港で丼をメインに展開する丼丼屋は4月21日、觀塘apmに名古屋の鶏料理店とコラボした「DONDONYA×鳥開」(Shop No. L6-3B, Level 6, apm, Millennium City 5, 418 Kwun Tong Road, Kowloon Tel: 2351 6283)をオープンした。

香港でも人気が予想されるチーズ親子丼

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 丼丼屋は長年にわたり、香港での親子丼の普及に努めてきた。同店は、甘みと柔らかな食感が特徴の国産宮城県産特Aランク「ひとめぼれ」を使い続けながら毎年、日本独自の丼を発表している。日本独自の丼文化を香港に伝えることを目的に、2016年より「どんぶり選手権」、2018年より「全日本どんぶり組合」などの食の団体と提携し、「若者や家族連れが使いやすい店を目指してきた」という。

 2000年に愛知県で創業した「鳥開」は、看板メニュー「名古屋コーチン親子丼」が2014年から5年連続で全日本どんぶり選手権「親子丼部門」で金賞を受賞、2017年には「どんぶり千秋楽」のベスト5にも選ばれている。もう一つの看板である手羽先も、年間からあげグランプリ「手羽先部門」で大金賞を受賞し、香港でもインパクトある背景をもってブランド進出する。

 店内は、日本的な壁画や装飾を施した日本らしさが感じられる空間に仕上げた。名古屋で飼育されている放し飼い三大地鶏「名古屋コーチン」のもも肉を使った名古屋コーチン親子丼「名古屋鳥開親子丼」(83香港ドル)をはじめ、鳥開の人気の丼を集めた「鳥飼どんぶり」シリーズを展開する。

 名古屋コーチンは、一般的な鶏の飼育期間の2~3倍に当たる120~150日間かけて育てられ、「しっかりとした歯応えとジューシーさが特徴」だという。手羽先丼は自家製タレなど、タレにもこだわった。親子丼は、同店独自のレシピで新鮮な国産卵と、かつお、愛知県産しょうゆ、酒、みりんを使った鳥飼の自家製ダシを使い、クリーミーな半熟卵をのせた。 名古屋コーチンの親子丼を現代風にアレンジしたチーズ親子丼「鳥開芝士親子丼」(88香港ドル)、サイドメニューを追加したチーズ親子丼セット (140香港ドル) は、名古屋コーチンのもも肉を使った親子丼にモッツァレラチーズをトッピングした。さらに、新鮮な卵の黄身を加えクリーミーな味わいに仕上げている。

 牛すき焼き親子丼セット「牛肉壽喜燒親子丼」(150香港ドル、単品は98香港ドル)は、国産鶏もも肉と牛ブリスケットのスライスを使う。ほかに、辛みそ親子丼 (単品88香港ドル、セット140香港ドル)は、国産鶏もも肉と自家製辛みそダレ、卵の黄身を独創的に組み合わせた。

 香港人が好きな手羽先丼セット (138香港ドル)は、手羽先を外側はカリッと、内側は柔らかく揚げた。手羽先には手羽先塩とブラックペッパーを振りかける。米にソースと鶏の脂がしみ込み、半熟卵を載せて仕上げた。ほかに名古屋発の新メニューとして、「えびの天ぷらときしめん」(82香港ドル)、イクラも載せた「うなぎとアボカドのライスボックス」(118香港ドル)も用意する。

 営業時間は11時30分~22時。

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