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香港海洋公園に「爬行探索基地」 爬虫類や両生類を教育的側面から紹介

香港海洋公園初の爬虫類展示施設となる「爬行探索基地」

香港海洋公園初の爬虫類展示施設となる「爬行探索基地」

 香港のテーマパーク「香港海洋公園(Hong Kong Ocean Park)」内の「高峰樂園(サミット)」に8月21日、同園初の爬虫(はちゅう)類展示施設となる「爬行探索基地(Reptile Territory)」が新たにオープンした。保護されたカメレオンやトカゲなどの絶滅危惧種を教育展示し、参加型イベントとして展開する。

「犀牛鬣蜥(サイイグアナ)」

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 同施設は、園内エリア「高峰樂園(サミット)」の「熱帶雨林天地(レインフォレスト)」に位置する。変温動物に対する誤解や偏見を解き、生物多様性の保全や自然との共生の大切さを伝えるのが目的だ。展示している動物の一部は、違法な野生動物取引から漁農自然護理署(AFCD)によって保護・押収された個体で、同園が安全な飼育環境と専門的なケアを提供することで、野生動物の違法取引防止や適切なペット飼育を啓発する教育の場としても活用する。

 施設内では、多種多様な爬虫類たちの生態や魅力に触れることができる。鼻の上にサイのような突起を持つ「犀牛鬣蜥(サイイグアナ)」は、恐竜のような見た目とは裏腹に、主に「果実や花、葉などの植物を好むおとなしい性格」で、排せつによって種子散布を行う。野生での生息数が2000匹未満となり、「生きた化石」とも称される「瑤山鰐蜥(ワニトカゲ)」は、昼行性で動かずにじっとする習性や、卵ではなく直接幼体を出産する生態を持つ。そうした意外な一面を持つ爬虫類の魅力を広めることを目指し、展示と教育を並行する施設となる。

 さらに、体の色を自在に変化させ、左右の目を独立して動かして360度の視界を確保する「七彩變色龍(パンサーカメレオン)」や、外敵の脅威を感じると紫外線を反射する鮮やかな青い舌を広げて威嚇する「藍舌石龍子(アオジタトカゲ)」、尾に大きな帆のような構造を持ち、水の上を走ったり泳いだりすることができる半水生のアガマ「斑帆蜥(ハイドロサウルス)」なども紹介する。

 このほか、足を持たず一見すると蛇のように見えるものの、まぶたや外耳孔を持つ「帝王蛇蜥(ヨーロッパアシナシトカゲ)」や、頭部や全身に無数の鋭いとげを持ち、危険を感じると目から血を噴出させて威嚇する「巨型角蜥(ジャイアントツノトカゲ)」、尾を第5の足のように巻き付けて樹上生活を送る「猴尾蜥(ソロモンオオトカゲ)」、小さなワニのような見た目で卵を大切に保護する「紅眼鰐蜥(アカメカブトトカゲ)」、太い尾に脂肪を蓄える「棘皮瘤尾守宮(ナメハダタマオヤモリ)」など、適応能力と多様な生活様式を備えた爬虫類が集まる。

 体験イベントでは、飼育員と会話ができる「爬爬記者會(Rep Rep Press Conference)」や解説イベント「動物趣談-爬行明星與雨林萌友(Animal Fun Talk: Reptile Stars&Rainforest Friends)」、アプリを活用したデジタルスタンプラリーなど、家族で楽しめる参加型のプログラムも用意する。

 オープンを記念して、海洋公園で大人気のパンダの要素と爬虫類のデザインを組み合わせたぬいぐるみやアパレル、トートバッグ、キーホルダーなどの限定オリジナルグッズを販売する。

 開園時間は10時~18時。料金は通常の入園料に含まれ、追加入場料は不要。パークの入園料は、大人=538香港ドル、子ども(3~11歳)=269香港ドルほか。

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