欧州発の馬術ショー「CAVALLUNA(カヴァルルナ)-Gate to the Otherworld」が9月8日から、啓徳体育園内の「啓德體育園(Kai Tak Arena)」(38 Shing Kai Rd, Kowloon City, Hong Kong)でアジア初の公演として開催される。香港ジョッキークラブ(香港賽馬会)が独占プレゼンティングパートナーと文化パートナーを務め、午年の今年、同クラブが展開する「Year of the Horse」キャンペーンの重点イベントの一つに位置付ける。
騎手が2頭の馬の上に立ち複数頭を率いる演目「Hungarian Post」
CAVALLUNAは、ドイツのアパッショナータ・ワールド(Apassionata World GmbH)が手がける馬術ショー。同社は25年にわたり家族向けの馬術エンターテインメントを展開し、CAVALLUNAの欧州ツアーなどを手がけてきた。公演はこれまで欧州30都市以上で行い、累計観客数は900万人を超える。今回の香港公演は同シリーズ初のアジア公演で、同社のショーが欧州外で上演されるのも初となる。
作品は、馬術に演劇、ダンス、音楽、舞台演出を組み合わせたストーリー仕立て。国際エミー賞ノミネート歴のあるクラウス・ヒレブレヒト(Klaus Hillebrecht)さんが演出、作曲、脚本を担当する。
物語の主人公は、描いたものを現実にする力を持つ若い魔法使いメーリン(Meerin)。故郷を追われたメーリンは仲間に追放され、未知の世界へと逃げざるを得なくなる。旅の途中、冷酷な魔法使いロンドルプ(Rondru)らとの対立や自らの迷いを乗り越えながら、失った力を取り戻そうとする過程を描く。ロンドルプとその狡猾(こうかつ)な姪(めい)に捕らえられ、失われた魔力を利用されそうになりながらも、思いがけない仲間と出会い、強大な敵と自らの心の迷いに立ち向かうことに。自分自身を信じ直すことで魔力を取り戻し、運命を変えることができるのか、メーリンは勇気を持って「異世界への門」をくぐり、闇を希望へと変えることができるのか。勇気・信頼・自己信念をテーマにした力強い物語を、映像美と馬術で生き生きと描く。
舞台には欧州から54頭の馬が登場する。ルシターノ、純血スペイン馬(PRE)、フリージアン、アラビアン、メノルカ馬、オランダ温血馬、ウェルシュポニー、ミニ・シェトランド・ポニーの8種がそろう。演目の一つ「Hungarian Post」では、騎手が2頭の馬の上に立ちながら、さらに複数頭を率いて走る演出も。手綱や馬具を使わず、トレーナーの体の動きや合図だけで馬を動かす「Liberty Performance」やトリックライディングなども披露する。
54頭の馬の香港への輸送は、公式輸送パートナーのCathay Cargoが担当する。ボーイング747貨物機による専用チャーター便で欧州から輸送し、貨物室の温度管理や換気、専門スタッフによる取り扱いなど、同社の生体動物輸送サービス「Cathay Live Animal」を活用した。同社は国際航空運送協会(IATA)の生体動物輸送認証「CEIV Live Animals」をアジアの航空会社で初めて取得している。
アパッショナータ・ワールドのJohannes Mock-O’Hara CEOは「CAVALLUNAを迎える最初のアジアの都市が香港であることは、世界的なイベントのアジア有数の開催地としての香港の地位を示している。私たちのショーが欧州外で上演されるのも今回が初めてで、非常に大きな節目」と話す。
一般席のチケットは395~1,995香港ドルの5種類を発売。HK Ticketingで取り扱う。期間中は全8公演、9月13日まで。